今回は愛用者の多いトラックボールマウスについて紹介したいと思います。トラックボールマウスとは何か、トラックボールマウスのメリットとデメリットとオススメのマウスについて紹介します。
トラックボールマウスとは何か
トラックボールマウスとはマウスにトラックボールという球状の部品が付いているマウスです。
マウスを動かさずに、トラックボールをコロコロと指で転がすことで、カーソル操作ができるのが特徴です。
トラックボールマウスのメリット
腕が楽
トラックボールマウスの一番のメリットは腕を動かさずに済むので楽ということです。
マウス自体を動かさずに済むため、手首や腕、肩への負担を下げることができます。PCで仕事をされている方のマウス作業での体への負担は思っているよりも大きいため、体への負荷を下げれることのメリットは大きいです。
作業スペースを取らない
通常のマウスで作業をする場合、マウスを動かす範囲を確保する必要があります。
トラックボールマウスはマウス本体を動かす必要が無いため、マウスを置くスペースを確保するだけで済みます。作業スペースを確保するために、いちいち机の上を整理しなくて済むのは助かります。新幹線やカフェなど狭いスペースでも作業できるのは嬉しいところです。
トラックボールマウスのデメリット
慣れるのに時間がかかる
普段、トラックボールタイプでは無いマウスを使われている方は慣れるのに時間がかかります。
ただ、WiiのコントローラーからSwitchのコントローラーに慣れたように、ガラケーからスマホに慣れたように、使っているうちに慣れるので大きな問題では無いと思います。
トラックボールの定期的な清掃が必要になる
これが一番のデメリットだと思いますが、トラックボール部分の定期的な清掃が必要になります。
トラックボールを指で直接操作するため、トラックボール に手垢やホコリが付いてしまいます。トラックボール に汚れが付いてしまうと、トラックボールの滑りが悪くなったり、感度が悪くなったりするため、定期的な清掃が必要になります。
ゲーム用には不向き
トラックボールマウスはゲーム用には向きません。特に、Apexやフォートナイト等のシューティング系のゲームはエイムが合わせづらく、普通のゲーミングマウスを使用した方が無難です。
持ち運びに向かない
トラックボールマウスは通常のマウスと比べて重い傾向にあります。トラックボールマウスはトラックボールがある分重くなっています。また、体積も普通のマウスに比べると大きいため、持ち運びには不向きです。
オススメのトラックボールマウス
ELECOM(エレコム) M-XT3DRBK
ボタン数 | 6 |
通信方式 | USBレシーバー |
重さ | 149g(電池含む) |
サイズ | 幅94.7mm×奥行124.4mm×高さ47.9mm |
分解能(DPI) | 750 or 1500 |
バッテリー | 単三電池×1 |
エルゴノミクス | – |
エレコムのトラックボールマウスです。トラックボールマウスでありながら、4,000円以下の価格で購入可能なコスパが優れたモデルです。
ボタンも6個付いており、好きな機能を各ボタンに割り当てることも可能です。通信方式がUSBレシーバーというところだけが少し惜しいところです。
logicool(ロジクール) MX ERGO MXTB1s
ボタン数 | 6 |
通信方式 | Bluetooth or USBレシーバー |
重さ | 164g(金属板無し), 259g(金属板有り) |
サイズ | 幅99.8mm×奥行132.5mm×高さ51.4mm |
分解能(DPI) | 320〜440 |
バッテリー | 充電式 |
エルゴノミクス | ○ |
ロジクールのトラックボールマウスです。11,000円程で購入可能なトラックボールマウスです。
このマウスの大きな特徴はマウスの裏に金属板が付属しており、金属板に付ける面を変えることによってマウスの傾きを変えることができることです。
この傾きを変えることができることによって、通常のマウスのように使用することもエルゴノミクスマウスのような縦型マウスとして使用することも可能になります。
また、ボタンも6個あり各ボタンに機能を割り当てることが可能です。また電池はmicro USB Type-Bですが充電式となっているのも嬉しいところです。接続方式はUSBレシーバーとBluetooth方式から選ぶことができます。
Kensington(ケンジントン) SlimBlade Trackball 72327JP
ボタン数 | 4 |
通信方式 | 有線 |
重さ | 450g |
サイズ | 幅133mm×奥行150mm×高さ60mm |
分解能(DPI) | – |
バッテリー | 単三電池×2 |
エルゴノミクス | – |
ケンジントンのトラックボールマウスです。ケンジントンはあまり認知度は高く無いかもしれませんが、知る人ぞ知るアメリカのPC周辺機器メーカーです。
SlimBladeは、エンジニアのようなPCヘビーユーザーに愛用されているマウスです。SlimBladeはその他のマウスと毛色が異なり、トラックボールがマウスの真ん中にあり、トラックボールのサイズも直径55mm大きいタイプになります。そのため、トラックボールを親指だけで無く、人差し指や中指なども使って操作します。トラックボールが大きいことから、親指だけでトラックボールを動かすタイプよりも繊細な動きが可能であることが大きなメリットです。
SlimBladeは、セパレートタイプのキーボードを使用し、キーボードの間にマウスを置いて両手でマウス操作できるようにするという方も多いようです。
ELECOM(エレコム) M-HT1DRXBK
ボタン数 | 8 |
通信方式 | USBレシーバー |
重さ | 302g(電池含む) |
サイズ | 幅114.7mm×奥行181.9mm×高さ57.2mm |
分解能(DPI) | 500 or 1000 or 1500 |
バッテリー | 単三電池×2 |
エルゴノミクス | – |
エレコムのトラックボールマウスです。6,000円以下で購入可能です。
他のマウスと異なり、トラックボールが人差し指と中指のところにあります。大型のマウスであり、パームレストが搭載され、トラックボールも直径52mmの大型のものが搭載されています。トラックボールが大きい分、繊細な操作がしやすくなります。
また8ボタン搭載しており、それぞれ好きな機能を割り当てることができます。電池は単三電池を2本使用します。
まとめ
トラックボールマウスとは何か、メリットとデメリット、オススメのトラックボールマウスを紹介しました。トラックボールマウスは一度慣れてしまうと、元のマウスに戻れなくなる人が出るぐらい快適なマウスですので一度使ってみてはいかがでしょうか。
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