オススメのマウスの読み取り方式【それぞれの方式の違いも解説】

マウス知識

今回はマウスの読み取り方式について解説します。

現在マウスには主に4つの読み取り方式があり、それぞれ違った特性を持っています。使い方に合わせたオススメのマウスの読み取り方式について解説します。

読み取り方式の概要

光学式(赤色LED)

光学式は赤色LEDを利用した読み取り方式です。センサーが反射したLED光を読み取って、マウスの動きを読み取ります。

メリットは他のマウスに比べて安いことです。

デメリットは読み取り感度が低く、真っ白な面や光沢のある面では使えないことです。

事務作業でマウスパッドの上で使うことが前提であれば、光学式マウスで問題ありません。

レーザー式

レーザー式はその他の有色のLEDを利用した光と違い、不可視のレーザー光を利用した読み取り方式です。

レーザー式のメリットは、細かなマウス操作に正確に反応できることです。レーザーは波長の整った光であるため、表面の微細な凹凸による反射を正確に読み取ることができるためです。

レーザー式のデメリットは価格が高いということです。レーザーは、LEDの中でもレーザー発振の条件を満たしたLEDから発せられます。そのため、普通のLEDと異なり、特殊な構造が必要となり値段が上がってしまいます。

繊細な動きが求められるゲーミングマウスではレーザー式がよく使われています。ゲーミングマウスが普通のマウスと比べて高いのは、読み取り方式にも起因しているんです。

ブルーLED

ブルーLEDは青色のLEDを利用した読み取り方式です。

前述の赤色LEDと比べて、青色のLEDは波長が短いため、面の微細な凹凸を読み取ることが可能です。そのため、赤色LEDと比べて使える面が多いです。

ブルーLEDは特にデメリットが無く、程々の値段で優れた性能を持っています

IR LED(赤外線)

IR LEDは赤外線LEDを利用したLEDです。

メリットは安く、電力消費が小さいことです。省電力ということは電池の重量を減らすことができ、重量の面でもメリットがあります。

デメリットは赤色LEDと同様に、読み取り感度が低く使える面が限られるということです。

番外編

ボール式(機械式)

マウスを動かすとマウスの底についたボールが動き、その動きを読み取る方式のマウスです。

光で読み取るのではなく、物理的な動きを読み取るマウスであるため、ガラスのような透明な面でも使用できるメリットはあります。

ただし、ボールが面の汚れを巻き込んでしまい、ボールの動きが悪くなったり、読み取り感度が落ちてしまうデメリットがあります

昔はボール式が一般的なマウスでしたが、今はその扱いにくさからマウスメーカーから新商品はほとんど出ていません

トラックボール

マウスの上面についたトラックボールという球状の部品を転がすことで、動きを読み取るマウスです。

メリットは他のマウスと違い、マウス本体を動かさずに済むため狭い場所やベッドの上等でも使えること、腕や手の負担がかかりにくくなることです。

デメリットはトラックボールの定期的な清掃が必要になることです。

トラックボール は愛用者が多く、マウスメーカーからも様々な製品が出ています。

トラックボール についてはこちらの記事でも解説しています。

読み取り方式比較表

使える面価格トラッキング精度分解能の高さバッテリー持ち
光学式
レーザー
Blue LED
IR LED

オススメの読み取り方式

一番のオススメはブルーLED方式です。特にこれといった欠点が無いため、万人向けの読み取り方式と言えます。

ただし、コストを重視される方はIR LEDや光学式のマウスを使うと良いです。予算にゆとりがあって、ゲーム用のマウスを探されている方はレーザー式のマウスが良いです。

まとめ

マウスの読み取り方式について解説しました。それぞれの読み取り方式に特徴があり、使いたい場面を考えて適切なマウスを選ぶと良いでしょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました